物流DX

物流支援サービスの開発・品質向上の取り組み

物流情報システム
物流現場の改善
輸配送の効率化
物流の可視化
実証実験（パートナーシップ）

物流DXの取り組み

お客様の事業活動を支えるロジスティクスを実現するため、物流支援サービスの開発に取り組んでいます。
物流ロボットやAI分析の導入による改善に加え、技術開発に向けた協業や出資を行っています。

複数拠点の在庫状況を一元管理

物流情報システム

自社開発のクラウド型WMSにより、国内・海外の複数拠点の在庫状況を一元管理します。

各拠点での貨物の状態を可視化しながら、サプライチェーンを通じたロット管理などのトレーサビリティを実現しています。

基幹システム・ERPと連携して貨物情報を共有することで、お客様の社内システムでの貨物追跡や在庫管理なども可能です。

先端技術と現場ノウハウの融合

物流現場の改善

拠点の構造や貨物の特性に合わせて、様々なアプローチから先端技術の検証と導入に取り組んでいます。

AI分析による出荷量予測を活用し、倉庫内の在庫配置・ピッキングルート・人員配置などのオペレーションの最適化を実施しています。

自動搬送ロボット、仕分けロボット、無人フォークリフト、画像認識による検品システムなどを組み合わせ、庫内作業の省力化・効率化を進めています。

物流業界の課題解決に向けて

輸配送の効率化

ドライバーの負担軽減やCO2排出量の削減に向けて、社内外での連携を強化しています。

当社グループの菱倉運輸株式会社において、三菱ふそうバス・トラック株式会社の電気トラック「eCanter」を導入し、当社が取り扱う貨物の集配送業務を行っています。

資本業務提携先の株式会社Hacobuが提供するバース予約システム「MOVO Berth」を自社拠点に導入し、平均待機時間を当社比で約90％削減しています。

サプライチェーン全体の品質向上に向けて

物流の可視化

貨物輸送時の状態を可視化することで、サプライチェーン全体での高度な品質管理の実現を支援しています。

5G対応データロガー「SENTRY 600 FLIGHTSAFE®」は、世界各地のローミングによるモバイルネットワークを活用して、クラウドプラットフォーム上で、温度・位置・衝撃などの情報をリアルタイムで確認できます。

ドライシッパー・高圧ガス容器などの回収時における所在確認や、拠点内での温湿度モニタリングなどの遠隔監視にもご利用いただいています。

新たなソリューションの開発に向けて

実証実験（パートナーシップ）

物流サービスの品質や生産性の向上を実現するため、様々なパートナーとの連携や取り組みを拡大しています。

資本業務提携先のラピュタロボティクス株式会社とは、クラウドロボティクス・プラットフォーム「rapyuta.io」を活用し、無人フォークリフトの運用をはじめ、物流現場におけるロボティクスソリューションの様々な実証実験を進めています。

コーポレートベンチャーキャピタルファンドの運用子会社であるMLCベンチャーズ株式会社では、中長期的な視点で、新規事業の創出や事業モデルの変革を見据え、スタートアップ企業への投資を行っています。